ホテル公園内に点在する各機能の驿站は森の中で自然環境と共存するようにアジア共通の成語でもある「風花雪月」というテーマで考えた。そのため、敷地内外にある特徴的な自然や木々はそのまま保存し、その中でそれぞれの屋根が森の中に浮遊する蝶や鳥のような印象を持たせるようにしている。具体的には壁面や地面はできる限り周囲の環境と溶け込むように周囲の自然素材やガラスを使っている。
温泉ホテルや温泉会所が森の器としてシンボリックに存在している一方、公園内に点在する驿站は森に集まり風や花に舞う蝶や鳥のような建築イメージで設計しており、この地が自然と建築が調和された新たな森に成長することを願っている。
風花雪月
- エリア
- ベトナム
- 用途
- 温泉リゾート
- 共同協力設計者
- ランドスケープ:TOA
照明顧問:BEAM
サイン設計:daruman
現地協力者:TPLUS Architecture - 建築延床面積(㎡)
- 20,000
- 敷地面積(㎡)
- 5,350
- 設計期間
- 2018-2020
- 備考